for Facility Managers
私どもが、非常用蓄電池設備をお客様に説明する時に「蓄電池設備は縁の下の力持ち」「蓄電池設備は万が一に備える保険」というフレーズをよく使います。
これは、蓄電池設備という存在が、"停電が無ければ本来の力を発揮できない" 言い換えれば "停電が無ければ蓄電池設備は不要な設備である" ということです。
中には、寿命に至るまでに本格的な停電が無かった為に蓄電池としての能力を発揮することなく、更新となった蓄電池設備もあります。
一見、無駄な設備であるように感じるかと思われますが、蓄電池設備が本来の力を発揮する場は、災害や事故などにより停電が発生した場合です。
そのような場合に、暗闇から安全に避難出来るように非常照明を点灯させたり、急な停電で重要な設備やデータが壊れないようにバックアップしたりと、停止してはならない重要な設備の最後の砦として電気を供給する役割を蓄電池設備が担っています。
それ故に、蓄電池設備には「縁の下の力持ち」「万が一に備える保険」というフレーズが似合っていると思います。
災害や事故など無い方が良いに決まっていますし、そのような社会を目指して様々な取り組みがなされております。 しかしながら、蓄電池設備が不要になるまでには至っていないという現実もあります。
万が一に備えて、いつでも万全な状態に維持しておく必要がある重要な設備、それが「蓄電池設備」です。